こんにちは!脱毛アドバイザー荒井春一です。
脱毛を検討されている方の中には、医療脱毛と美容脱毛で悩まれる方も多いと思います。「医療脱毛は痛いけど効果がある」ざっくりと、そんなイメージを持っている方が多いかと思います。
でも、実際には医療脱毛について良くわかってない方が殆どではないでしょうか? なので、医療脱毛機も美容脱毛機を利用して、男性から女性まで老若男女、20000人以上の方に施術をしてきた私が、医療脱毛についてぶっちゃけたいと思います。
医療脱毛と美容脱毛の違い
まずは最初に医療脱毛と美容脱毛の違いをお伝えできればと思います。
美容脱毛については看護師免許は不要ですが、医療脱毛については看護師免許を持っていないと施術をすることができません。その理由としては、使用する脱毛機の違いにあります。
具体的に何が違うかというと、ダメージを与える場所が違います。美容脱毛については、毛根の上にある毛包など呼ばれる箇所など、比較的浅い部分にダメージを与えますが、医療脱毛であるレーザー脱毛については最深部である毛根にダメージを与えて破壊します。この毛根を破壊する行為というのが医療行為に該当するので、クリニックではないと扱うことができないのです。
長々と説明しましたが、つまり医療レーザー脱毛の方が美容脱毛よりも威力が強いのです。即ち、痛みが強く、火傷の危険性も美容脱毛よりも高いため、看護師が対応しないといけないのです。
医療脱毛なら早く脱毛が終わるのか
医療脱毛は痛い分、効果があるから早く完璧に脱毛を終わらせられる……と勘違いされている方が多いです。ここが大きな落とし穴です。
一度の照射ではもちろん、美容脱毛よりも医療脱毛の方が効果が大きいです。しかし、一つ落とし穴があります。それは、毛周期の関係上、医療脱毛は次回脱毛できるまでのスパンが長くなります。
具体的に言うと、医療脱毛は、2ヶ月に1度の施術になり美容脱毛は2週間に一度の照射になります。医療脱毛の1回と美容脱毛の4回だと、美容脱毛の4回だと、個人差はありますが美容脱毛の4回の方が効果があるように思います。
マメに通うのが嫌で痛みに耐えられる方なら医療脱毛で良いと思います。ただ、こまめに毛の状態を見てもらって、カウンセリングをうけつつ、美容効果も欲しいという方は美容脱毛を考えた方が良いでしょう。
医療脱毛なら永久脱毛ができるのか?
医療脱毛なら完全に脱毛できると勘違いされてる方が多いんですが、100%完全に毛が生えてこないわけではありません。永久脱毛と宣伝しているのは一つの見せ方であり、定義があるのです。
具体的に言うと、脱毛してから1カ月後に毛の再生率が20%以下なら永久脱毛と呼ぶことができるのです。
もちろん、毛の量が少なくなり、薄くなるということについては間違いはありませんが、「永久脱毛」という言葉から、認識の違いで戸惑われる方もいらっしゃるので、気をつけていただければと思います。
まとめ
医療レーザーについてぶっちゃけましたが、最終的に私が伝えたいことは、毛の状態や、脱毛によって最終的にどうなりたいかによって、最適な方法は異なるということです。
さらには医療レーザー脱毛機だけに限っても、色々な種類がありますので、専門家に相談して決めることをオススメします。