脱毛しようと思ったときに、多くの方がクリニックの医療脱毛がいいのか、サロンの美容脱毛の違いって分かりますか？ きっと、多くの方が、なんとなーく、クリニックのレーザー脱毛の方が良さそう……と思われているでしょう。
しかし……！
思考停止状態で医療脱毛を選んでしまうと、後々後悔することになるかもしれません。今回はそんな後悔を皆様がしなくても良いように、クリニックでの医療脱毛と、サロンでの美容脱毛のメリットとデメリットを説明していきたいと思います。皆様が求めることによって選ばれると良いでしょう。
まずは、医療脱毛と美容脱毛のそれぞれの特徴を説明させていただきますね。自分はどちらを選べば適切なのかだけ知りたい方は、これからの説明は飛ばしてもらっても大丈夫です。あ、あと一応補足しておくと、クリニックでも光脱毛を扱っているところがあるのですが、多くのクリニックがレーザー脱毛なので、本記事では分かりやすく医療=レーザー脱毛、サロン=光脱毛という定義にさせていただきます。
レーザー脱毛
まずは、多くの方が選ばれるであろう、クリニックで受けることができる医療脱毛からご説明します。レーザー脱毛は医療行為なのでクリニックでしか受けることができません。このことからも分かるとおり、レーザー脱毛は肌に強いダメージを与える施術ですから万が一の事態も起こりうるっていうことですね。
つまり、一回の効果も大きいが、肌への負担や痛みも大きいということになります。出力を誤ると火傷になってしまう可能性もあります。痛みの面で言えば、医療機関なので麻酔をすることもできますが、それでも痛みに耐えられないという方も多くいらっしゃいます。
なお、脱毛をしているからなら、「永久脱毛」という言葉を聞いたことがあると思います。この、永久脱毛ができるのは、レーザー脱毛か永久脱毛だけです。
そもそも永久脱毛とは？
さて、永久脱毛の定義を勘違いされてしまっている方も多いので説明すると、永久脱毛とは全く毛がはえてこなくなることではありま
せん。最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であれば永久脱毛とを指します。
つまり、毛の再生率が1%でも20%でも永久脱毛と言えてしまうんですね。あとは、1ヶ月後ということで一生の効果として定義していないところも注意です。
私も10年ほど脱毛業界に携わっていますが、一生毛が一本もは得てこなくなることは不可能です。ニードル脱毛（電気脱毛）なら可能かもしれませんが、1本1本脱毛をする施術のため時間がかかりますし施術者のスキルが高価に直結します。なので、受けられる場所は多くありません。
脱毛に通う頻度
医療脱毛では毛周期を意識して脱毛を行わないといけません。毛周期について簡単に説明すると、毛が生え替わるサイクルです。過去の記事で詳しく説明しているので、そちらご参照ください。
なぜ、この毛周期が関連してくるかというと、レーザー脱毛は黒いメラニンに反応してダメージを与える仕組みとなっております。
毛周期の中でも「成長期」すなわち、しっかり毛が生えてくるタイミングで脱毛を受けないと、最大限の効果を得ることができません。なお、この毛周期は体の部位やクリニックで採用している脱毛機によっても異なりますが、1〜3ヶ月毎に脱毛が可能になります。
光脱毛
光脱毛とは主にサロンで利用される脱毛方式で、レーザー脱毛よりも威力は弱くなっています。そのため、減耗効果にとどまり永久脱毛をすることはできません。
その分、肌への刺激も弱く痛みが少ないというメリットがあります。また、光脱毛に使われる脱毛機の光には、美肌効果があるものも多いため、脱毛をしながら美肌効果も望めるのでスキンケアをしながら脱毛をしたい方には良いでしょう。
脱毛に通う頻度
レーザー脱毛とは違って、利用する脱毛機の脱毛方式によって大きくことなります。
- IPL脱毛→1〜3ヶ月に1回
- SSC脱毛→最短2週間に1回
- SHR脱毛→最短2週間に1回
なぜ、異なるかというと、SSC脱毛とSHR脱毛については毛周期に関係なく脱毛をできるからです。
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